【Taste Note】
Hazelnut, Herbal, Green apple, Peach, Lemon
【PROFILE】
FARMER:Cristobal Cordoba
REGION: Cajamarka, Chirinos
VARIETY : Bourbon, Caturra
PROCESS : Washed
ALTITUDE : 1,450-1,961m
【STORY】
チリノス生産者組合では、持続可能で高品質なコーヒー生産をサポートしています。地域のリーダー的な存在になれるよう、環境への配慮も行いながらビジネスを展開することで、加盟農家家族や関係者の繁栄と生活の質の向上に貢献することをビジョンとして掲げています。「環境問題が深刻化する中、質の高いコーヒーを持続的に育てていけるよう、良い土づくりから取り組んでいきたい。」組合では、有機栽培の推進にも積極的に取り組んでいます。組合の敷地内にコンポスト専用の大きな小屋を建て、羊や牛のフンやコーヒーの果肉を堆肥化させた有機肥料をつくり、提携する農家さんへ無料で配布しています。また品種研究用の小さな農園や苗床も併設し、農家さんへ生産に関する情報や苗木の提供なども行っています。組合では持ち込まれたコーヒーを、農家や品種ごとに品質評価し、細かくフィードバックを行うことで品質の向上に取り組んでいます。農家さんの収入を向上させるため、環境負荷を低減させるため、そしておいしいコーヒーをつくり続けられる仕組みをつくるために、チリノス生産者組合の取り組みは今後も続いていきます。
クリストバル・コルドバさんの農園があるのは、ペルー北部のカハマルカ県です。かつて権威をふるっていたインカ帝国。県都カハマルカは、最後の皇帝となったアタワルパが捕えられた終焉の地として知られています。街中にはインカ帝国時代の建築物も残され、今もなおその歴史が語り継がれています。チリノス地区はそこからさらに北上したところにある小さな町。インカ帝国時代を築いたケチュア族の人々が多く暮らしています。
クリストバルさんもその一人です。この地で生まれた父親と、この地へ嫁いできた母親のもとに、10人兄弟の4番目として生まれたクリストバルさん。トウモロコシ農家の両親の背中を見ながら、幼いころから兄妹たちとともに畑仕事のお手伝いをしてきました。学校で学んだのは、コーヒー栽培。若い頃は家計を支えるために両親が育ててきたトウモロコシをはじめ、インゲンマメやジャガイモを育てていたといいます。
そんなクリストバルさんがコーヒー農園を始めたのは1994年のこと。両親から1ヘクタールの土地を譲り受けたのがきっかけでした。もともとコーヒー栽培を学び、いつかコーヒー農家になるのが夢だったこともあり、ティピカやブルボン、パチェなどの品種の栽培に取り組み始めたそうです。コーヒー農家として、順調に軌道に乗り、2000年には農地を拡大しました。コーヒー組合にも所属するようになり、樹間や畝間、標高ごとに適した品種、収穫後の品質管理などを組合を通して学んできました。今では、組合を代表する立場となり、組合があることの意義や地域の抱える課題などを、周辺のコーヒー農家さんへ共有し、地域全体の新興を目指しています。
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